QRシステム工法(クイックロックシステム工法)は
ノンビス断熱パネル・超速硬化ウレタン複合防水
QRシステムは、金属下地防水を根本から考え直し、従来の弱点を是正し金属下地防水を再設計したものです。
近年、鉄骨造及び木造の屋根に対し各防水メーカーは告示1365号に準拠する形により、金属下地を耐火30分耐火を取得して断熱材を25〜50㎜までを敷設して各種防水を施工する工法を推奨しています。軽量でコスト的にメリットがある反面、薄板にビス固定する為、室内外の気圧差と風による微振動に起因するビスのポップアップなどのデメリットがあり、問題点が是正されていないまま20年が経過しており解決策は先送りされてきました。

QRシステム工法では、ビスを使用しないで防水層まで構築することを目指し、規格化された「クイックパネル」、「クイッククリップ」、「クイックレール」、「パラペット部」等を用いることで、在来工法(ビス工法)の欠点を克服し、 QRシステムは、コロナ禍の中で省力化を目指す為にパラペット部分などを規格化して簡素化し、超速硬化ウレタンスプレー防水(クイックスプレー)で圧倒的になスピード感で施工が行えます。


クイックパネル
今までの屋根断熱サンドイッチパネルの固定方法はビスを垂木に貫通固定し、耐火30分の認定を取得しています。
クイックパネルは垂木にビスを貫通させて固定しない唯一の工法です。(2021年12月現在)また、特別な道具や工具を使用せずに施工可能なのでスピーディーに敷き並べることが出来ます。単層で最大150㎜までの厚みの製品製造が可能で断熱サンドイッチパネルでは日本最大級の厚みになります。
※単層で50㎜~150㎜、二層で最大300㎜の厚みで 屋根30分耐火認定を取得。日本最大級の厚みで耐火認定を取得しています。

クイックレール
クイックパネルを取り付ける専用特殊垂木